PRパーソンは、常に様々な業界の案件を各々抱えています。例えば、新規案件の会社に営業に行って提案を行う機会や、お客さんに対してPRのネタ出しを行う機会もしばしばあるでしょう。
その際にネットや新聞、TVを見て、情報を仕入れるのももちろんですが、その業界について詳しく述べられている書籍を読んで業界を分析するという方法や、はたまた「この特定の書籍を読まなければ提案や分析も難しい!どうしよう!」というケースもあります。
今回は元テレビ番組のリサーチャーであった私がよく活用していた、特定の分野の書籍が急に必要になる場合や、ある分野の本を集めなければならない際にまず行う方法についてお教えいたします。
急な書籍探しに使える3つの方法
【「Google ブックス」を使う】
図書館などに行く時間がない時はまずGoogleの書籍検索サービスを使うと良いでしょう。まず、Googleの検索画面で入手したい本のタイトルやジャンル、ワードを検索します。検索画面になったら、画像検索、ニュース検索など様々なカテゴリがある中で書籍検索をするとタイトルからワードから抽出された書籍の検索結果が表示されます。
さらにGoogle ブックスは、書籍の一部が無料で読めることが多く、本を買う、借りることなく、運が良ければデスクワークしながらでも該当する書籍を読むことができます。
【図書館書籍検索サイト「カーリル」を使う】
次のステップとしてGoogle ブックスで読めない書籍はまず図書館に置いてあるかを調べましょう。お目当ての書籍が自分の近くの図書館にあるかを検索できる「カーリル」というサイトがあります。
この「カーリル」では例えば港区の会社に勤めているとしたら、よく行く図書館を港区、渋谷区、目黒区、新宿区などと検索範囲を設定でき、自分が探している対象の本がその区内のどこかの図書館に置いているかいないかを一瞬で検索してくれるサービスとなっており、非常に便利です。
また、大学内図書館の検索もできます。
カーリル:https://calil.jp/
【(忙しい人向き)24時間営業の本屋に行く】
Google ブックスで中身を公開していない読みたい書籍が読めない!仕事が終わるのが遅く、図書館に行けない!そういった方もいると思います。
そのような時は都内で24時間営業をしている本屋に足を運ぶという方法もあります。都内では東新宿駅から徒歩2分の場所にあるTSUTAYA 新大久保店、山下書店 大塚店が24時間営業しているので仕事終わりが遅い方には強い味方の本屋です。
また、24時間営業ではないですが、TSUTAYA 東京六本木店も朝4時という遅い時間まで営業しています。
このようにPRパーソンが営業や提案、分析などの場面で急に書籍が必要になる時には上記3つの方法を駆使して書籍を見つけて業務に活かすと良いでしょう。