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電話でのメディアアプローチをするにしても、一体何を話せばいいの
①アプローチする媒体の掲載イメージを考えてみる。
リリースを送付した上で、メディアアプローチを行う際には媒体に合わせて、最終的なゴールのイメージを持ちながら、電話をかけることが重要です。
どういうことかと言うと、自分のアプローチ先が新聞の場合は、「最終的にこのリリース内容が取材されて、こんな記事になれば理想だな」とか、アプローチ先がテレビであれば、「取材時にこう撮ってもらって最終的にこういう風に放送されてこんな露出につながれば理想だ」といったように、媒体ごとに与えている情報がどのように取材そして掲載されれば理想かということをまず考えることが大切です。そうすることで、そのためにはどんな情報を伝えることが必要で、またどんな部分を取材できるようにすれば良いのかを逆算して考えることができます。
②取材のイメージを話し相手に持たせる。
電話時は、相手にとってのメリットを分かりやすく提示することが重要です。
相手にとってのメリット…メディアアプローチの場合はズバリ、取材することで書ける記事や撮れる映像について、伝えることです。このリリースの内容をご取材いただくと、こういう記事が出来ます、こういう画が撮れます、ということを伝えることで、メディアの人は取材のイメージを具体的に持つことが出来、そこではじめて取材を検討してもらえます。
取材のイメージをどう相手に持たせるかを考えると、話す内容も絞り込めることが多いように思います。
③簡潔に話し、相手の反応を聞いてみる。
取材のイメージをどう相手に持たせるかを考えた後は、そのリリースについての説明を簡潔にどう話すかを考えます。そこまでの流れを確認したら、電話で話す内容を整理できるかと思います。これでメディアアプローチを始めることが出来ますが、最後にこちらが一方的にお話しをするのではなくて、電話時にそのリリース内容や取材できることに関して相手の反応を聞いてみると良いでしょう。そうすることで、メディアの取材確度を読めるだけでなく、どの部分がウケてどの部分が良くなかったのかが分かるようになり、今後のPR施策を考える際に生かせるデータとなります。
いかがでしたでしょうか。上記①~③いずれも共通点として、「相手目線」であり続けることがポイントになります。それによってより効果的に情報を伝達できるだけでなく、自分自身にとってもPR施策の試行錯誤が出来るチャンスになります。
弊社では、電話でのメディアアプローチ時においてもこのようなメソッドをもとに行なっております。PR業務のご要望がございましたら、ぜひ弊社までお問い合わせください。