【新人PRパーソン必見】誰でもできるクライアントのアピールポイントを引き出す3つの力

3つのオレンジ

新人PRパーソンの方に向けて少しだけ先輩(3年目)の筆者から、パーソナルブランディングについて紹介したいと思います。

誰でもできるクライアントのアピールポイントを引き出す3つの力

1.「関心力」
パーソナルブランディングの肝とは

パーソナルブランディングにおける大切なことの一つとして「クライアントのアピールポイントを探す」ということがあります。

仮にその人が取得の難しい資格をいくつ持っていたとしても、その人が年収〇〇億円のすごい人だったとしても、そこに「何をしているのか」「何をしてきたのか」「どんな人物なのか」といった部分でおもしろさがないとメディアでは取り上げにくくなってしまいます。

だからこそ、関心を持ってそのアピールポイントを聞き出し編集して伝えることが重要だと考えます。

2.「差別力」
おもしろさがアピールポイントとなる

アピールポイントにはおもしろさが必要だと考えます。
ここでいう「おもしろさ」とは「笑える」という意味ではなく、「他とは違う」「目を引く」といった意味での「おもしろさ」です。

では、なぜおもしろさが必要となるのか。
それは、PRしたい人物と同じような経歴をもつ人物は他にもいるでしょうし、同じような取り組みをしている人物もいます。その中でなぜその人でないといけないのかという差別化を図る必要があるからです。

また、メディアが求める点として「新しさ」「ニュース性・話題性」「時事ネタ」この3つを重視されることが多いです。特に「新しさ」という点において目を引けるおもしろさがあると取材率はグッと上がると思います。

3.「雑談力」
おもしろいアピールポイントは普段のミーティングの中に落ちている

「ミーティングには雑談が必要だ」なんてセリフを聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?
まさにその通りだと思います。
なぜならそこに切り口となり得るおもしろいアピールポイントがあるからです。

とは言いつつ筆者自身、分かっていても
「その雑談で何を話せばいいの?」「なかなか切り出すのに勇気がいるなぁ」
と考えているうちに結局普段通りのミーティングで終わってしまうことがありました。

そこで取り組んでみたことが2つあります。

1つ目は、クライアントのSNSをチェックすることです。
普段のコミュニケーションでは見られなかった一面が、つぶやいた文章の中や写真・動画の中から見つけられるので話のきっかけになります。
またSNSもしっかりチェックしているという信頼感にもつながります。

2つ目は、ミーティング中に出た話題は実践してみるということです。
実際に、あるクライアントとのミーティングで健康をテーマに”納豆ヨーグルト“というレシピが話題にあがり、次のミーティングまでに実践して感想を伝えたことがありました。
その結果、とても盛り上がり話が広がったことでそこから新しいアイデアの話につながったことがあります。

このようなことをトライしていくことで、クライアントとの雑談に幅がでて今まで知らなかったおもしろいアピールポイントを聞き出すことに繋がる可能性が広がるのではないでしょうか。

最後に

「プロのPRは担当する人物(ご本人)よりその人物のことを知っておかなければならない」と教わったことがあります。
筆者もこの意識と情熱をもってこれからも頑張っていきたいと思います。
 

株式会社コミュニケーションデザイン PRコンサルタント

【ニックネーム】味噌汁マン
【これまで担当した業界】士業、和尚、出版社、自動車など
【趣味】ドライブ、野球観戦、散歩
【プチ自慢】卵を片手で割ることができます

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