「メディアキャラバンに行くからには、絶対に取材を獲得したい。」
そう思う広報担当者も多いのではないでしょうか。
確かにメディアキャラバンは、記者に紹介する情報をインプットさせ、関心を持っていただく為にはとても効果的です。しかし、独りよがりな情報提供をしてしまうと、記者にネガティブな印象を与えるだけでなく、うまくその情報の魅力が伝わらないリスクもあります。
今回は、これまであまりメディアキャラバンをして来なかったけれど、これから強化してみる!という広報担当者の方に向けてご説明します。メディアキャラバンに行くためには、まずメディアアプローチを行なってメディアの担当者にアポイントをとる必要があります。
今回の記事ではこの部分を割愛しますが、メディアアプローチについては以下の記事で詳しく紹介しておりますので、ご確認下さい。
キャラバン決定後にすべきことは…?
キャラバンが決まったあとにまずすべきことは、記者に伝えたい情報を整理すること…ではなく、その記者の過去の執筆記事を確認することです。
記者の担当領域や関心事項に合わせられる部分は合わせる形で訪問時に伝える切り口を考えることで、取材の確度を高めることが出来ます。
過去の記事の検索には下記のような便利なツールもあります。
日経テレコン
国内最大級のデータベース。750媒体もの露出記事をリサーチすることが可能です。
Web OYA-bunko
https://web.oya-bunko.com/index
上記からは過去の雑誌記事の検索が可能です。
訪問するメディアの担当者が執筆した記事を少なくとも半年分は読んでおけば、その記者の関心のあるテーマや記事執筆の傾向を掴むことが可能です。
発信する情報の切り口を考えてみる
リサーチを終え、訪問する記者の記事傾向を分析したら、いよいよ記者に伝えたい情報を整理するフェーズに入ります。これまでの執筆記事のテーマや切り口を分析の上、自社の情報をどのような形で伝えるべきかを考えます。
例えば、サービスで発信したい情報がある場合、そのサービスが出来ることやスペックを中心にお伝えすべきか、それとも一歩先の、そのサービスが出来ることを通して実現できる生活環境や社会を中心にお伝えすべきかといった分析を行います。また、訪問するメディアの記事形式に合わせる形で、記事タイトル案とその記事の方向性についてを箇条書きでいくつか記載することも効果的です。
メディアキャラバン時に大切なこと
記事リサーチと伝えたい情報の切り口を考えたら、いよいよメディアキャラバン本番です。事前に準備した通り、切り口を記者の関心に合わせて分かりやすく発信することが必要です。紹介したい情報を一言で簡潔に言い換えて説明する練習をするのも良いかもしれません。
また、伝えたい情報を発信するだけでなく、改めて記者に関心のあるテーマや担当領域をヒアリングすることも、今後の継続的なリレーションを保つためには効果的です。
メディアキャラバンのチェックリスト
まとめ
いかがでしたでしょうか。
弊社では、上記の他にも細かい分析の上、担当記者にアプローチし、様々なメディアでパブリシティ獲得の実績があります。
ご要望・ご相談がございましたら、お気軽にお問合せ下さい。