広報塾

【PR入門編】新情報がなくても取材を獲得できる!ニュースレターの作成方法

寒くなったり暖かくなったり不安定な毎日ですが、寒暖差が激しいと自律神経が乱れて体調を崩しやすくなるため、みなさんご注意ください。
さて、日々業務を進める中で、企業の広報担当者からよくこんな悩みを聞きます。

「取材をもっと自発的に獲得したいのですが、新サービスや新商品の発表は年に数回しかなく目新しい情報がないため、リリースを発信する機会がなかなかありません。そのため、メディアとの接点が少なく取材がとれていない状況です……」

このような状況を打破するために有効な手段の一つに、「ニュースレター」があります。そこで今回は、新情報がなくても取材を獲得できる、ニュースレターの作成方法についてご紹介します。

1.ニュースレターとは

まず、ここで挙げるニュースレターとは一般的なプレスリリースやニュースリリースとは異なります。プレスリリースやニュースリリースについては、ほぼ同義で使用している企業が多いですが、弊社ではそれぞれ以下のように定義しています。

<プレスリリース>

マスコミに取り上げてもらうことを前提とした報道資料

・対象:マスコミ
・ニュース性:それなりのニュース性があることが条件
・該当内容:新商品・新サービス発売、企業との提携、ある国・地域での初めてのサービス開始

<ニュースリリース>

Webサイトやプレスリリースサイトに掲載されることを前提とした告知

・対象:消費者(マスコミ)
・ニュース性:低くても可
・該当内容:キャンペーン、エリア拡大、料金改訂、引き渡し場所の拡大など

<ニュースレター>

今回紹介するニュースレターとは、メディアへ自社の情報を刷り込み、取材を獲得するための資料を指します。発信する情報は過去にすでに発信している既存の情報や、企業のノウハウ・周辺情報など、ニュース性が乏しい情報でも問題ありません。

ニュース性が乏しくても季節や時流に合った情報であれば、企画にはまり、取材・掲載を獲得できる可能性は十分にあります。過去に発信している情報などは、全ての記者が把握しているわけではないため、繰り返し発信して情報を刷り込んでいくことは、取材を獲得する上で非常に有効です。

・対象:マスコミ
・ニュース性:低くても可
・該当内容:企業のノウハウ、周辺情報、社内制度
など

2.ニュースレターの内容とは

過去の弊社の事例や、わかりやすい具体例を以下に挙げます。

事例①:お掃除会社

ハウスクリーニングや家事代行を展開する同社は、家庭で実践できる季節ごとのお掃除テクニックを定期的に発信することで、継続的な取材獲得を図りました。

<発信した情報>
「お掃除でできる花粉対策」・「梅雨時期のカビ対策」・「年末の時短大掃除テク」など

事例②:リゾート施設

リゾート施設を展開する同社は、キャンペーンやプラン情報のみでは取材獲得が難しいため、施設から見える季節ごとの風景や、周辺情報も含めた施設での過ごし方などを発信することで、取材獲得を図りました。

<発信した情報>
「季節ごとの絶景」・「過ごし方の提案」・「周辺のオススメおでかけスポット」など

事例③:化粧品会社

女性活躍を推進する同社は、女性が働きやすいための環境作りとして実施している既存の制度や取り組みを季節や時流に合わせて発信することで、取材獲得を図りました。

<発信した情報>
「子連れ出社」・「出産後の職場復帰」など
※子連れ出社の場合、夏休み期間やインフルエンザによる学級閉鎖に合わせて情報発信をしました

3.配信時期

配信時期は媒体によって分け、適切なタイミングで発信することが有効です。
掲載される時期から逆算して、雑誌であれば約3ヶ月前、新聞・通信社であれば、約1ヶ月~2ヶ月前、テレビ・webであれば約2週間~3週間前がおすすめです。

また、資料内の目立つ箇所に「画像・動画素材の提供可能」・「取材協力可能」などの文言を記載しておくと、媒体としては気軽に問い合わせやすくなるため良いでしょう。

いかがでしたでしょうか。
ニュースレターに限らすプレスリリースやニュースリリースについてお悩みの方はお気軽に弊社までお問い合わせ下さい。

【ニックネーム】こみまゆげ
【これまで担当した業界】都道府県、医療、保険など
【趣味】流行ってるもの、ことに手を出す(食・健康・エンタメ系なんでも)
【プチ自慢】どんな犬も懐かせる