ドラマや映画で見る広報の仕事

こんにちは。
2013年このミス1位、本屋大賞2013年2位など話題をさらった
警察小説の名作ミステリーと賞される横山秀夫著『64』。
2015年4月にピエール瀧主演でNHKドラマ化、また映画でも、
佐藤浩市主演が発表され(前編/後編とも2016年公開予定)、
大きな話題となっています。
それに先立ち、先月、単行本を大幅改定された文庫版が発売されており、
まさに今、書店の店頭を大きく賑わしています。
このミステリーを当PR会社のメルマガで取り上げた理由は、
警察の「広報」が主な舞台であるという点でからです。


地方県警を舞台に、昭和64年と平成14年にまたがる2つの誘拐事件を、
かつては刑事として、今度は広報官として真っ向から立ち向かう
主人公の視点から描かれています。
弊社のようなPR会社では、クライアントとして
広報ご担当者様とお仕事させて頂いております。
警察の広報官とお付き合いさせて頂く機会は、
今のところ頂けていないのですが、このミステリーのような広報官の厳しさ、
激しさを読むと、広報という仕事の責任の大きさに
改めて身が引き締まる思いがいたします。
この他にも「広報」が主人公となる小説が
いくつかありますのでご紹介させてください。
●有川浩著「空飛ぶ広報官」(新垣結衣主演:TBSでドラマ化)
物語の舞台は2010年、東日本大震災以前の航空自衛隊の広報室。
映画・ドラマや CM でお馴染みの新垣結衣が、強気なテレビディレクター・稲葉リカ役を。
不慮の事故で夢を断たれた元戦闘機パイロット・空井大祐役を綾野剛が演じる。
普段はダジャレを連発するオヤジで、またの名を「 詐欺師・鷺坂 」と言われるほど
優れた交渉術を持ち、部下の企画を全面的にバックアップし、不可能を可能にして
しまうという理想の上司=広報室長・鷺坂正司役を柴田恭兵が演じている。
●江上剛著「座礁 巨大銀行が震えた日」
大手都銀広報室次長の渡瀬正彦は、総会屋への利益供与の事実を知る。
やがてその巨額不正融資は、大手証券会社を巻き込んだ一大事件へと発展してゆく…。
未曾有の大スキャンダルに遭遇した一広報マンが、退路を断って下した
勇気ある決断とは?ビジネスマンの“矜持”を描いた長編企業小説。
著者の江上剛氏は、実際に97年第一勧銀総会屋利益供与事件で広報部次長として
混乱の収拾に尽力。2003年退社。2002年『非情銀行』で小説家デビューという経歴の持ち主です。
企業広報や弊社のようなPRエージェンシーに勤める華麗な男女が活躍する
恋愛ドラマや映画などが、もっとあってPRという仕事を
さらにPRできればと思った次第です。
読者の皆様には、こういった小説や映像を機会に、
より広報やPRといった業務に関心をお持ち頂き、
当社のようなPRエージェンシーにお問い合わせ頂ける
きっかけのひとつとして頂けたら幸いです。