広報塾

PR会社は、プロモーション会社ではない?!

あっという間の12月で、「10大ニュース」「流行語大賞」の季節まっさかりとなっていますが、皆さんにとってはどんな1年になりそうでしょうか?

ところで、年の瀬も押し迫ったところで、われわれマスコミ関係業界にも、また大きなニュースが出ています。

■NHKニュース  WELQ騒動から見えた3つのこと (20161202)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161202/k10010793311000.html

WELQ騒動は、少し前のステマ問題などと大きなニュースとなっており、「NAVERまとめ」の運営にも影響が出てきているようです。一PR会社としても、今後の動きに大いに注目されます。

PR会社=なんでもかんでもプロモートをする会社ではない

ところで、このコラムは「PRマガジン」というタイトルなのですが、読者の皆様は、
この「PR」、直訳するとどういう意味になるか、ご存じでしょうか?

賢明な「PRマガジン」の読者の皆様であれば、私のような事は無いと思いますが、恥をしのんで告白します! 私、この会社に入るまで、「PR=プロモーション」、「PR会社=なんでもかんでもプロモートをする会社!」のことだと思ってました。<(_ _)><(_ _)><(_ _)>

しかし、世の中の人たちは、「PR」ときいて、どのような意味だと認識しいらっしゃるものなのでしょうか。よくありそうなのが、PR=「何か、いろいろ”宣伝”すること?」、「”広告宣伝”すること?」これらは、以前の私もそうでしたが、もっとも危険な勘違いのひとつですね。

PR=public relationである

一度、ここで説明させていただきますと、PR会社のPR=promotion プロモーションではありません。簡潔に言いますと、PR=public relationで、「広報」の意味となります。
詳しい定義などは、こちら「パブリックリレーションズとは」(日本パブリックリレーションズ協会)などをご参考いただければと思います。
ただ世の中の実情として、「PR」の日本語の辞書の意味に「宣伝」という意味が入ってしまっており、「○○県をPRしよう!」といった言葉に象徴されるように、PRの本来の語源から逸脱した使用が、慣例化してしまっています。

コピーライターという職業も認知されていなかった

かつて糸井重里さんは、「コピーライター」という職業が、その昔、何の仕事かまったく理解されていなかったとよく発言されていましたが、おそらく今は、コピーライターという職業が認知されていないということはないのではないかと思います。それに倣ってというわけではありませんが、われわれPR業界の人間は、もう少し「PR」という用語の使い方について正しく「PR」する必要があるのではないかと思ったりもします。

「PR=広報」はますます重要に

昨今、大手企業不祥事のニュースも多い中、「PR=広報」業務全般は、「IR」、「危機管理業務」などの観点からも、ますます重要となっているはずです。
このコラムをお読みの経営者やマーケティングの部門のリーダーの皆様には、ぜひ新年度に向けての新しい経営計画、事業計画策定におきまして、改めて「PR=public relations=広報」の視点を肝に銘じて、取り組んで頂ければと願っております。

【ニックネーム】 ペコ太郎
【これまで担当した業界】各種コンサルティング会社、出版、ITなど
【趣味】   将棋初段
【プチ自慢】 パネルクイズアタック25 予選合格歴あり