街中を流れるジングルベルのメロディーやインスタグラム・フェイスブックの中でのクリスマスツリーやイルミネーション等で季節感が伝わり、師走もモードになってきましたがいかがお過ごしでしょうか。
今回は企業広報の考え方を現した「PESO」というメディアの考え方から、SNSの重要性を考えてみたいと思います。
この記事の目次
「PESO」というメディアの考え方
E・・・Earned:信用や知名度を上げるためのメディア(テレビ番組や広告全般)
S・・・Shared:シェアされることで広がるメディア(SNS上での口コミや拡散)
O・・・Owned:自ら発信するメディア(企業のホームページやメルマガ)
かつてはPとEの使い分けでしかなかったメディアですが、いまはSとOの重要性が増してきています。
そのうち自分で自由になるのは「Owned」メディアだけですから、きちんと発信していくのは当然ですが、やはり現代は多くの人が広告を見てモノを購入するのではなく口コミを信じてその行動を起こしています。
SNSにはいろいろな種類と特性があります。
例えば季節感を写真などの画像で見たければインスタグラム。
友人や知人の出来事から知りたければFacebookなど用途に合わせて使用されていると思いますが、実際自分が発信する側になると使用方法がわからなくなったり、表現方法が間違っていたりすることがあると思います。
今回は初心者の方にもわかりやすく、知っている方にも最新の情報を加えてまとめてみました。
Facebook(フェイスブック)
実名での登録が基本のSNSです。自分の近況を写真や文字で投稿し、主に知人のみとコミュニケーションを図るものでありニュースのシェアや近況報告にも有効とされています。
・国内月間アクティブユーザー数:2,800万人
(参照元と期間:2015年3月から2017年9月 ※株式会社ガイアックス「ソーシャルラボ」調査結果)
・海外月間アクティブユーザー:22億3000万人
(参照元と期間:2015年11月から2017年5月、2018年9月 ※ソーシャルラボ調査結果)
INSTAGRAM(インスタグラム)
撮影した画像を編集して投稿できます。写真でコミュニケーション、女性ユーザーが多く、国内ユーザーは1600万人以上、グローバルでは7億人とSNSの中でもアクティブでクリエイティブな世界観があります。
・国内月間アクティブユーザー数:2,900万人
(参照元と期間:2017年10月から2018年11月 ※ソーシャルラボ調査結果)
・海外月間アクティブユーザー数:10億人
(参照元と期間:2017年9月から2018年6月 ※ソーシャルラボ調査結果)
Twitter(ツイッター)
入力文字が140文字までの投稿が可能でハッシュタグやリツイートといった拡散機能を兼ね備えています。思った言葉を即つぶやける場所として学生のユーザーも多く、好きなアーティストや専門家や著者の方々の言葉をフォローしたりしてまさに今を知ることが出来ます。
・国内月間アクティブユーザー数:4,500万人
(参照元と期間:2016年9月から2017月10月 ※ソーシャルラボ調査結果)
・世界全体ユーザー数(※):3億3,500万人
(参照元と期間:2016年6月から2018年9月 ※ソーシャルラボ調査結果)
LINE(ライン)
プッシュ通知機能により情報をリアルタイムに確実に届けられるSNSです。国内6800万人メッセージのやり取り以外にもブログやLIVE、ゲームなど可能性はどんどん広がっています。
・国内月間アクティブユーザー数:7,600万人以上
(参照元:LINE アカウント 2018年12~2019年3月 媒体資料)
・全世界月間アクティブユーザー数:2億1,700万人以上
(参照元:LINE 2017年2月~9月 媒体資料)
広報担当者もパーソナルブランディングが必要
これらのSNSをブランディングにうまく活かすにはブレないキャラクター(人物像)を作り出すということ。例えば広報担当者がある商品のPRでSNS発信をしたときに投稿にコメントがあったとします。ここで相手の知りたいことに答え、商品をアピールする回答がどれだけできるか?が重要になります。
もしSNSの窓口を担当する際は、綿密に人物像を作り出し対応するように心がけてみてください。
上記のことからわかるように、企業も広報担当者のパーソナルブランディングが必要な時代に来ているんですね。
SNSをどういう風に活用するのか
次はどのSNSをどういう風に活用するのかですが、例えば、インスタグラムはファッション関係や画像的表現を売りにしているものや、女性がターゲットなもの等がおすすめだったりとターゲット層に合わせて、また用途に合わせて使用しなくてはもったいないのです。
また、その使用の際にも知っていると得する情報として・・・
人気インスタグラマーの共通点を分析すると
2、構図
3、色合い
4、雰囲気
5、テキスト
6、世界観
7、ハッシュタグの使い方
以上のことが全体的にブレずに発信されています。
ツイッターの人気者を「ツイッタラー」と呼ぶようです。その人気「ツイッタラー」の共通点は
2、面白い
3、癒される
4、説得力が高い
5、トレンドを抑えている
以上のことが上位を占めていました。
まずは自分の会社、商品、またはご自身のブランディングにどのSNSがあっているのか特性を見極めてできることから一歩踏み出してみてください。
SNSは継続しないと意味がない。セルフブランディング力とは
次に、大事なことは「継続」することなんですね。できれば1日1回、最低でも一週間に2~3回の投稿を心がけてください。折角のフォロワーもあまり少ないと去ってしまうことがあります。
そして最後にSNSのとっておきのブランディング法、それはセルフブランディング力なんですね。置き換えると自分のブランド構築力です。
例えばわかりやすい例をお伝えするとインスタグラムの場合、普段は普通にファミレスに行っている方がおしゃれなカフェの写真ばかり載せたとしたらいつもおしゃれなカフェにいる人なんだと思われます。
またツイッターの場合、普段は漫画ばかり読んでいる方が、つぶやくときだけ新聞ネタや硬い言葉を使っていたら普段から新聞を愛読している方に見られたりします。
SNSとはそういう演出ができる場所なんですね。それを上手に活用して、ブランディングを意識しながら投稿してステージを上げてみてください。もし、少しでも迷われたらぜひ、プロフェッショナル集団の弊社にいつでもご相談ください。
さて今回はSNSを使ってのブランディングに焦点をあててお話ししてきましたが、弊社ではパーソナルブランディング事業部にてお医者様や弁護士先生、社労士、建築家等の個人の専門家、著者等のブランディングやPRのお手伝いをさせていただいております。
本年発足したパーソナルブランディングクラブでは今後も様々なメディアの方や、各分野でご活躍の著名な方をお招きして皆様にとって有益な情報をご提供できる場を作ってまいります。企業のPR担当者のSNS発信の為のブランディングにも役立ちますのでのでご興味のある方は弊社までご連絡くださいませ。
来年も皆様にとって素晴らしい一年となりますことを祈って、弊社今年最後の記事とさせていただきます。最後までお読みいただきありがとうございました。
【これまで担当した業界】都道府県、医療、各種コンサルティング会社、
美容、化粧品会社、アパレル、寝具メーカー、大手通販会社
【趣味】ホームパーティ、ゴルフ、ファッション、ヨガ、カラオケ(聴くのも好き??)
【プチ自慢】各種資格取得(宅地建物取引主任士、行動心理士、
上級メンタルトレーナー、睡眠指導士、ハイヒール検定1級、1級船舶免許 他)