こんにちは。
最近やっと穏やかな気候となり、これから本格的に秋が深まっていくことを感じる今日この頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
最近、自分の担当するクライアントから、社員をはじめとする人物PRを依頼される機会が多かったため、アプローチできそうなコーナーがないか、新聞やビジネス誌を広げてリサーチを行いました。そんな私の経験を踏まえて、いま知っておきたい、新聞、ビジネス誌における職業・人物紹介コーナーを6つご紹介します。
この記事の目次
毎日新聞 日曜くらぶ「仕事の現場」
こちらは毎日新聞の日曜版の一面にあるコーナーですが、一つの仕事を究めているプロフェッショナルで、かつ時流に合った人物を紹介しています。
過去に「ALWAYS 三丁目の夕日」で有名な山崎貴監督や、内閣の菅義偉官房長官、漫画家のいがらしゆみこさんなどの著名人が取り上げられていることからもわかるように、一般企業に勤める社員というよりは、職人や、ある分野の専門家のような方との親和性の高いコーナーと言えます。「なぜ今この人を取り上げるのか」という理由付けをし、メディアに伝えることで取材の確度も高まります。
朝日新聞 夕刊 「凄腕しごと人」
こちらは朝日新聞の月曜夕刊に掲載されているコーナーですが、「凄腕」の根拠となる数字が必要となります。
例)試作で飲んだ青汁、10万杯
生産管理するシウマイ弁当、1日8500個 など
最近の記事を見ると、プログラマーなどのIT技術者やテクノロジーを専門とする方が多く取り上げられている印象ですが、仕事の実績を数字で示すことができれば、どの職業の方でもアプローチができます。プロフィール資料を作成してからアプローチを行う場合は、具体的な数字に基づきストーリーを作ることで、担当者の目に留まりやすくなります。
東京新聞 サンデー版 「天職ですか」
東京新聞のサンデー版に毎週掲載されているこちらのコーナーでは、全国津々浦々、年齢、性別、ジャンルを問わず様々な職業の方が紹介されています。保育士やミュージシャンなど、一般の方々に馴染みのある職業はもちろん、藍染師や花火職人、杜氏、禰宜など、専門性の高い職業の方も含め、幅広く取り上げられています。
その職業と出会ったきっかけや苦労したこと、仕事のやりがいなど、本人へのインタビュー内容を軸とした構成となっているため、プロフィール資料を作成する際は、通常の仕事内容に加え、職場環境や一緒に仕事をする人の情報など具体的なエピソードを入れることで、記者も記事化のイメージを持ちやすくなります。
朝日中高生新聞 「シゴトファイル」
朝日新聞社から毎週日曜日に発行される中高生向け新聞の中にあるコーナーで、さまざまな職業を取り上げて詳しく解説しています。
幼少期から現在までの年表である「あゆみ」、自身が心がけている「シゴトの極意」、その職業を目指すきっかけとなった「ターニングポイント」など、読者である中学生・高校生が将来の職業を考える際の参考となるような内容で構成されています。
バックナンバーを見ると、パイロットやパティシエといった子供に人気の職業はもちろん、
ファンドレイザー やレンジャーといった、あまり馴染みのない職業も取り上げられています。担当者へのアプローチの際には、上記の3点と仕事内容をわかりやすく伝えることが重要です。
日経WOMAN「HER LIFE STORY~気になる彼女の1ページ~」
日経WOMANで長年続いている人気コーナーです。タイトルの通り、30代~40代の女性読者にとって「気になる」存在の方が紹介されています。
例えば、世界初の株価連動型ポイントサービスを一から作り上げたOLや、目の前の障害にくじけず立ち向かうことで目標を達成した陸上選手など、自らの意思で人生を切り開き成功した、働く女性のロールモデルとなる女性が取り上げられる傾向があります。
こちらの媒体に限らず、メディアはドラマを好む傾向があるので、プロフィール資料を作成する際は、成功している部分だけにフォーカスするのではなく、失敗や挫折をどう乗り越えたかを丁寧に記載することで、取材の確度が高まります。
THE21「私のターニング・ポイント」
長年キャリアを積み重ねてきたビジネスパーソンが、自身のターニング・ポイントとなった年齢を軸に仕事人生を語る、インタビュー形式のコーナーです。バックナンバーを見ると、取り上げられている方は50代後半~70代といったベテランのキャリアをお持ちの方が大半です。
仕事人生におけるターニング・ポイントはいつか、またそのあとに起きた変化から現在に至るまでのストーリーを、時系列で資料にまとめてからアプローチをすると、より効果的です。
まとめ
いかがでしょうか。
職業・人物紹介コーナーに企業の社員が取り上げられると、その方自体の認知度だけではなく、自然と社名やサービス内容の認知度向上にもつなげることができるため、影響力も大きくなります。
新聞やビジネス誌における人物紹介コーナーへのアプローチにお悩みの方がいらっしゃいましたら、弊社までお気軽にお問い合わせください。