都内で連日200人以上感染者が出ており、まだまだ気の抜けない日々が続いていますが、そんな中でますます需要が拡大している「ラジオ」という媒体についてご紹介いたします。
1、在宅勤務の影響で聴取者20%増
ラジオは今やスマートフォンアプリ「radiko(ラジコ)」などで、より私たちの生活に身近になりつつあります。
新型コロナウィルスの影響で在宅勤務が増えたこともあり、ラジオの聴取時間が「増えた」と回答した人は、10代男性10.2%、10代女性13.6%をはじめ、男女12歳から69歳までの全体で約1割増えたそうです。
参考:在宅勤務でラジオ聴く時間増加 ビデオリサーチ調査 [日経クロステック掲載]
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60821650W0A620C2000000/
在宅勤務中に仕事をしながらラジオを聴いていた人が増え、今後の広報担当としてラジオにも積極的にアプロ―チしていくことが求められてきているように感じます。
2.ラジオ業界動向
そんな需要が拡大している「ラジオ」ですが、業界動向としてTBSラジオは、個人聴取率単独首位を獲得、2001年8月から続く、 113期連続、18年10ヶ月間個人聴取率No.1を獲得しています。
TBSラジオ営業ページから情報がダウンロード可能です。(https://tbsrsales.jp/)
首位 TBSラジオ 0.9%
2位 TOKYO FM 0.7%
3位 J-WAVE 0.6%
3位 ニッポン放送 0.6%
5位 NACK5 0.5%
5位 FMヨコハマ 0.5%
*最高聴取率ランキング(15分単位)でも「安住紳一郎の日曜天国」などTBSラジオがトップ10に7番組がランクインしています。
こうしたラジオ業界の動向を追いながらアプローチしていくことによって、自ずとどの番組にアプローチすることがたくさんの人に認知してもらえるかが見えてくると思います。
3、SNSとラジオの違い
6月27日(土)に最終回を迎えた「久米宏 ラジオなんですけど」にて、フリーアナウンサー久米宏さんとタレントの伊集院光さんがラジオの魅力について対談されていました。対談の中で「ラジオで話している人は、SNSに比べて起承転結しっかり話していて、最後まで聞くと腑に落ちるような話をしている」と持論を展開していました。
ラジオというメディアは伝えたい情報、商品・サービス、社長紹介などを、パーソナリティーや構成作家が起承転結を意識しながらフォローしてくれるほか、実際に話している、会話そのものが電波にのるため、ゲスト出演者の熱意、温度感などが伝わりやすいと思います。
4、ラジオリスナーの特徴
また、ニッポン放送の吉田尚記アナとやきそばかおるさん、みやーんZZが対談されていた内容(https://qjweb.jp/feature/17593/)で、「なぜラジオはテレビやSNSの発言に比べて炎上しにくいのか。」という問いに対して、「話を長く聴いてくれる人しか聴きつづけないからです。だから、発言が暴論か一理あるとするかは、リスナーが前後の文脈含めしっかり聴いて判断してくれている。」と吉田アナが語っています。
記事からもリスナー(聞き手)の聴く能力がそもそも育っているため、SNSなどと違い言葉尻を捕らえるようなことが少ないメディアといえるのではないでしょうか。
5、ラジオ取材獲得のコツ
取材獲得のコツとしては、ベタに媒体研究を日々行い、番組のゲストの傾向を掴みアプローチしていくというのが一番の近道になると思います。当社では過去のゲスト出演された方や、どういったテーマで取り上げられているかをラジオ担当が日々チェックし、アプローチしています。
しかし、過去の類似ゲストにとらわれ過ぎず、番組のトーンを意識してアプローチしていくことで思いもしなかった露出もあるので、あまりきめつけずアプローチすることも重要です。
6、ラジオPRの例
当社でも、AM、FM番組のゲスト枠へのメディアアプローチを実施し、企業の社長やビジネス・健康本著者たちが、以下のような番組に掲載されました。
例えば、
・料理研究家 ・・・ TBSラジオ「ジェーンスー生活は踊る」に出演。
・心理カウンセラー ・・・ J-WAVE「STEP ONE」にマンスリーゲストとして出演。
・福岡在住のウォーキングトレーナー ・・・ RKBラジオ「ウメ子食堂」に出演
などです。
7、まとめ
いかがでしたでしょうか。今回ご紹介させていただいたポイントと併せて、ラジオを聴くメリットが書かれた補足となる詳しい内容を、『記憶に残る!?ラジオPR』でも紹介しています。こちらも併せて参考にしていただき、ぜひラジオPR業務の成果に繋げてみてください。
【これまで担当した業界】士業、経営コンサル、お酒、金融、フィットネス、婚活、AIなど
【趣味】アメフト観戦(今年のSBもパブリリックビューイングで観戦)、ラジオを聴く、コーヒー
【プチ自慢】週末は母校で野球部のコーチしています!