こんにちは、株式会社ニットの小澤美佳です。
今回は、ベンチャー企業である当社が初めて「オンライン記者会見」を実施しましたので、企画から当日の運営、効果までを一挙お届けいたします。

メディア関係の方だけでなく、一般の方にも「ニットのファン」になっていただけたら!と思い、タイトルを400人×フルリモート×世界33カ国×フリーランス集団を全解剖する「オープンカンパニー」としました。
この記事の目次
記者会見を実施したいと思ったきっかけ
ベンチャー企業の広報をやられている方々とお話をしていた際に、創業3年目企業の広報担当の方から、年に1回、記者の方々を集め、自社サービスを知っていただくツアー的なことをしているというお話を伺いました。
まだ創業3年目のベンチャー企業なのに挑戦的で面白い!ニットでも実施してみよう。と思い、記者会見の計画に移りました。
記者会見でやるべきこととは
大きくわけると以下の4つであると考えています。
②社内調整
③集客
④メディア露出化
記者会見の目的設定
ニットが伝えたいことと、記者の方が書きたいことは必ずしも一致しているとは限らないので、下記の目的の双方を勘案して企画を立てました。
①ニットが伝えたいことである「新サービス」を記事化していただく
②記者の方が書きたいことである「新しい働き方」でニットを第一想起していただく
そして、何人かメディアの方に上記内容、スケジュール(曜日、時間帯)、時間の長さなどを相談し、決定いたしました。
記者会見の概要
記者会見の概要は下記です。また、集客はプレスリリースや私が日頃から交流させていただいているメディア関係・記者の方々にメールを送りご招待しました。
◆場所:オンライン(zoom)
◆対象者
<メディア関係者の皆様>
・テレワークを活かした企業の取り組みを知りたい方
・テレワークに特化した組織の在り方について知りたい方
・新サービス(海外進出・学習コンテンツ)について知りたい方
・自社メディアに合った情報を得たい方 など
<一般の皆様>
・株式会社ニットやオンラインアウトソーシングサービス「HELP YOU」にご興味がある方
・テレワークにおける企業理念の浸透やエンゲージメント向上の方法に興味がある方
・海外在住メンバーを交えたチームの作り方に興味がある方 など
◆本イベントの特徴
・Zoom配信なのでコロナ渦でも安心して参加可能
・質疑応答を通じて双方向のコミュニケーションができる
・テレワークのスペシャリスト、フリーランス集団、世界33カ国に在住…など
新しい働き方や事業運営に特化しているニットだからこそ、新たな発見がある
第1部「新サービスリリース」
・会社紹介 13:00-13:05(5分)
・多様性に富むメンバー紹介 13:05-13:08(3分)
・質疑応答 13:30-13:35(10分)
第2部「フルリモート経営における企業文化の醸成」
・働き方の未来について 13:30-13:35(5分)
・ニットの目指す世界観 13:35-13:40(5分)
・オンライン組織と企業文化の醸成 13:40-13:50(10分)
・質疑応答 13:50-14:00(10分)
・プレスリリースにてイベント告知
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000231.000059127.html
・人力で集客
私の持ち合わせている名刺に、片っ端から連絡していきました。先方が「新サービス」「新しい働き方」のどちらに興味がありそうかを考えながら、押しポイントを変えてアプローチします。
結果、記者の方20名、その他、一般の方含め20名ほど集まっていただきました。
記者会見当日の流れ
オンライン記者会見ではメインの新サービスについてメイン担当者からサービス開発背景やサービス内容についてお伝えしました。その他、「ニットとは何をしている会社か」「どんなメンバーが働いているか」など、「サービスの先の人が見える」ことを意識してお伝えしていきました。
◆新サービス①:海外進出支援サービス「HELP YOU+ 海外進出サポート」
HELP YOUメンバーのうち100名弱が世界各国に点在しています。ただ、海外に住んでいると、現地での仕事を見つけることは難しく、「働く」ことを諦めてしまう人が多いと聞きます。このサービスによりもっと多くの方が、海外で働ける環境をつくっていきたいと考えています。

◆新サービス②:アカデミーサービス「HELP YOU Academy」
「オフィスワークのキャリアはないが、働きたい」「小さな子どもがいるので、そばにいながら完全在宅で働きたい」など、様々な思いがある方が学べるような場をつくっていきたいと思い、このサービスを企画しました。

メンバーは多様なライフキャリアを実現
ニットは創業以来、毎年4期連続で増収を達成中で、お客様の継続率は97%です。また、メンバーの定着率は98%で、アンケート調査を行ったところ「働き続けたい」と回答したメンバーは93%に上りました。事業成長を続けながら、メンバー自身も働くことへの充実感を得ているといえます。このようにフルリモート経営でも、働きがいと経済成長の両方をさらに推進して参ります。

◆当日の様子(動画)
オープンカンパニーの全貌は動画でご覧ください。
詳細:【400人×フルリモート×世界33か国×フリーランス集団を全解剖!】オンラインMeetup「オープンカンパニー」 株式会社ニット
参加者の声
参加いただいた方々から下記のようなお声をいただきました。オンラインの実施でありながら、限られた時間でニットのことを幅広くお伝えできたと考えています。
・コロナに関係なく、リモートワークをうまく活用して不動産費や通勤交通費を抑えたい企業は多いはずなので、ニットさんがコロナ禍以前からうまくフルリモートで仕事をされてきた経験を活かし、「リモートワーク推進コンサルティング」のような事業もできるのではないかと感じました。貴重な機会を頂きありがとうございました。
記者会見が営業につながる
ご参加いただいた記者の方に、資料を添付した御礼のメールを送り、反応が良く、「これは次につながるかもしれない」と感じた記者の方には必ず、アポを入れていきました。
アポと言っても雑談を交えたソフトなもの。オフィスへ訪問や、ランチ、飲みに行ったり…。資料を出すことは基本的にせず、真面目なところで盛り上がっていくと、サッと出す。そのような形で実行しました。
そして結果、2つの新聞社の方から今回の記者会見を記事として取り上げていただきました。
①「新サービス」のことを記事化していただく → 日経新聞にて達成
②「新しい働き方」で弊社が第一想起していただく → 朝日新聞にて達成
◆日経新聞
会見後、まず私のみで訪問し、社長と新サービス担当とのアポ(取材)を設定。結果、10月12日のweb版記事にて取り上げていただくことになりました。私たちニットが行っているBtoBサービスの場合、メディアにサービスのことを取り上げてもらうのは相当な至難の業なので非常に嬉しい機会でした。
▼10月12日のweb版記事
詳細:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1176A0R11C21A0000000/
◆朝日新聞
記者会見に参加いただいた後、衆議院選挙の特集で、朝日新聞の記者の方たちが、全員、「自分らしく生きている人」を一人取材する、という企画がありました。その時お声が掛かり、新しい生き方・働き方を取り入れているニットの久保を取材していただくことになりました。

久保は10月上旬に岩手へ行く、ということで、2泊3日の同行取材でした。
▼10月20日の夕刊一面(衆院選の特集)
詳細:https://www.asahi.com/articles/DA3S15083085.html
▼10月21日のweb版
カメラマン記者ということもあり、写真が非常に美しいです。
※同内容の別写真が、10月22日の大阪版の夕刊一面にもなっています
詳細:https://www.asahi.com/articles/ASPBN3RNXPBBUQIP11K.html
▼11月14日の英字版
なんとニットでは初の英字版にもなりました。
詳細:https://www.asahi.com/ajw/articles/14472010
上記2社以外にも、「新しい働き方」ということにおいて、いくつかのメディアに取り上げていただいたり、寄稿の機会をいただいたりしています。
また、Twitterでも何人かの方に、この取り組みをシェアしていただいたりもしました。
是非、初めての記者会見を実施される際には、自社で発信したいことや記者の方が気になりそうなことの両軸で検討いただけると良いのではないかな、と思っています。
広報の皆様にとって、少しでも参考になりましたら幸いです。
執筆者プロフィール
株式会社ニット(https://knit-inc.com/)
小澤 美佳
Twitter:@mica823