今回は電話によるメディアアプローチの基本的なポイントをご紹介致します。私は特に新聞・雑誌・webにアプローチをかけることが多いので、常日頃、気を使っている基本的なポイントについてご紹介したいと思います。
電話でのメディアアプローチのポイント
①新聞編
基本的に記者さんは日中いないことが多いです。ですので、アプローチは夕方から行います。私の場合、まず電話をかける前に、記者さんについて分析をします。過去にどんな記事を書いているか一通り目を通し、どんなことに興味をお持ちかある程度予想します。そのうえで、耳を傾けてくれそうな話の流れを考えます。
また、アプローチする記者が判定できていない場合、まずは電話を取った方がお話を聞いてくれるかどうかが重要です。伝えたい内容をまとめ、簡潔に分かりやすく話すことを心がけています。
そのうえで、担当が分けられているのかを確認し(地域イベントであれば「地域のご担当者」や「イベントご担当者」、大学や就活に関わりのある内容であれば「教育関係のご担当者」、など)、担当が決まっている場合は担当者にお繋ぎしてもらえるか依頼をします。もしもお繋ぎしてもらえなかった場合にはお名前を伺い後日改めてご連絡をするか、担当の方にリリースをお渡し頂くようにお願いします。
②雑誌編
雑誌の編集さんも、日中は企画会議などで離席が多いので、夕方からアプローチをします。また、新聞と同様、媒体の研究はしっかり行います。雑誌のバックナンバーを確認し、これまでの傾向や読者ターゲット層を調べます。企画に関しても、自分のアプローチしたいテーマと被った企画が1年以内になかったかを調べます。
もし、これを怠った場合、編集さんからすると「この人、自分の雑誌、全然知らないんだなー」と思われてしまいます。また、リリースが、各媒体でどんな記事になるのかある程度想像してお話すると、編集さんにイメージが伝わりやすいと思います。媒体研究はしっかりと行いましょう!
③Web編
WEBの場合は、日中であれば繋がることが多いです。しかし、新聞や雑誌より担当が曖昧で、担当者にたどり着くまで苦戦します。ただし、記事化になるスピードは劇的に早いです。
リリースが担当者にたどり着かなかったとしても、たまたま見た編集さんが記事にしてくれる場合もあるので、素早い行動が大切です。リリースを送ったらすぐにフォローの電話をしてみると良いかもしれません。
④まとめ
各媒体の特徴や私が意識している点を紹介させて頂きましたが、一番大事なのは、この情報を伝えたいという熱意なのだと思います。また、内容ももちろん大切ですが「この人の話を聞いてみたいな」と思ってもらえるように、人当たりの良い話し方を意識することも大切です。