広報・PRこそ、資料のデザインセンスが重要!

広報担当者は、「企業の顔」である、とよく聞きますよね。それは、広報は内部の情報を外部へ発信する大事な役割を持っているからです。メディアの方に経営陣の考えや会社の商品やサービスの魅力など、情報を届ける広報担当者は社外にとって企業そのもののイメージになります。
そんな広報担当者が日々作成するプレスリリースやホームページ、ニュースレター、パンフレット、など様々な資料や制作物も企業イメージと直結します。ブランディング強化のためにも、企業イメージを崩さないためには洗練されたデザインの力を生かす必要があります。そこで今回はデザインの基礎についてご紹介します。

広報・PRこそ、資料のデザインセンスが重要

デザインの力はコンテンツありきで活かされます。

いくらデザインがかっこよくても、実際の戦略や企画がまとまっていなければ効果はありません。例えば、お菓子のパッケージデザインにお金をかけて有名なデザイナーに作っていただいても、中身のクッキーが美味しくなければ顧客はもう一度その商品を買うことはないでしょう。外見からではなく、魅力的なコンテンツを考え、その内容にあったデザインにしましょう。

資料作成の際に気をつける3つのポイント

①「伝わる」レイアウトを考えよう

・見やすい資料を作るにはまず、情報を整理する必要があります。たくさんある情報を同じ要素のグループに分けてまとめておきましょう。

・情報の優先順位を考えましょう。どの要素を一番目立たせたいか、どのぐらいのテキストを入れるべきかなどを決めるのに必要なステップです。

・テキスト、図、画像、イラストなどのパーツをすべて揃え、統一しましょう。紙面のレイアウト場合、整列機能を使って余白などを気にしながら各パーツを揃えた方が見やすくなります。

②イメージにあったフォントを選ぼう

書体を変えることによってイメージは大きく変わります。例えば、和文フォントでよく使用されるのがゴシック体と明朝体です。ゴシック体は日本語の書体をシンプルにデザインしているため、カジュアルの印象を与える書体です。明朝体は日本語の書体をそのまま生かしているため上品で真面目、固い印象を与えます。どのような印象を与えたいか目的をしっかり考えてからフォント選びに挑みましょう。

③図や画像を正しく扱おう

・調査のデータはグラフや図で見せることで情報は伝わりやすくなります。ですが、小さすぎると数字も読めず、グラフの意味がなくなってしまうので、バランスを見ながら配置しましょう。

・プレスリリースに写真は欠かせません。元の素材が大きすぎる場合もありますので、トリミング機能を使って、適したサイズに画像を切り取りましょう。拡大や縮小も可能ですが、その際気を付けなければいけないのは縦横比などの比率を変えないことです。この比率を変えてしまうと、画像そのもののバランスが崩れてしまいます。

いかがでしたか?

たった一枚の資料でも、ちょっとした工夫で読む人への印象は大きく変わります。弊社では様々な業態の企業様と蜜なコミュニケーションを取り、PR施策を提案しております。詳しく聞きたい方は是非お問い合わせください。