こんにちは。突然ですが、いわゆる「メルマガ」について、
・開封率:10%(MailerMailer社調べ)
・開封時にパッと見えた内容で読むか判断:79.4%(マクロミル調べ)
って、知ってましたか?さらに、筆者の知人から、
・一般的なメルマガは、文章校正が「起承転結」型になっている
・この型だと結論が、終盤にならないとわからないので読むのに一苦労する
との意見を受けたことがあります。もちろん、起承転結型には長所・短所があるため、一概には言えませんが、忙しいビジネスパーソンが、メルマガを最後まで読み切るには、結構しんどい「型」だと思います。
このような背景から、今回は結論を先に言います。(と言いつつ、この時点で「起・承」になってますが)本記事では、下記3点が書かれています。
【1】 朝の情報番組の情報源の「95%」が雑誌・新聞
【2】 「1」の露出例
【3】 この「95%」のチェックを欠かさない(と自負する)当社プロモーター
少し味気ないですが・・・最後までご一読いただければ嬉しいです!
この記事の目次
情報バラエティーの「95%」の情報源をつかむ、当社プロモーター
【1】朝の情報番組の情報源の「95%」が雑誌・新聞
週刊誌「週刊ポスト」が、「テレビの今」を紹介する記事の中で、某民放キー局の記者からの取材内容を記載。そこでは、朝の情報番組の「3つの裏側」について言及しています。
■番組の裏側
・朝の情報番組の場合、独自取材はゼロといってもいい
・企画会議ではまず、“何か使える記事はある?”というディレクターの声から始まります。
・ラインナップの95%が雑誌、新聞から頂戴した情報といっていい
(※引用元:週刊ポスト2014年2月28日号39ページ)
昼夜問わず働き、時に複数のイスを並べた「即席ベッド」で仮眠を取っている製作部員の方たちを見ていると、一次情報(独自に見つけてきたネタ)を取材する十分な時間があるとは思えません。
この「時間がない」ということが、「3つの裏側」の背景だと推察します。(批判しているわけではことを、あらかじめ明記いたします)余談ですが、テレビ側から記事使用の許諾依頼を受けた際に、依頼の仕方が良くなかったようで、同誌は今後、
「ワイドショーの記事使用の依頼を一切お断りするつもりだ」
(前掲書)としています。思い切った対応ですね。
【2】 「1」の露出例
「1」の露出例として、下記を提示します。あくまで仮説ですが、時系列でみると、ある情報について、テレビのほうが紙媒体よりも、露出日が後日になっていることがわかります。
■露出事例
露出商品 : 指輪型の情報端末「Ring」
露出日(紙) : 2014年10月30日(内容:「Ring」が発売)
露出日(テレビ): 2015年1月24日 (内容:「Ring」を紹介)
企業名 : ログバー http://logbar.jp/ring/ja/
※紙は「日経新聞朝刊」、テレビは「ズームイン!!サタデー」上記の「紙」を「テレビ」の製作部員が見て取材したかどうかは、わかりませんが(本人に聞かないと)、筆者の経験上、テレビの製作部員は、紹介するネタの周辺情報を紙媒体で取っています。
【3】「95%」のチェックを欠かさない(と自負する)当社プロモーター
当社テレビプロモーターのO氏(匿名希望、男性34歳)は、【1】について、「誇張しすぎ」と前置きしつつ、「確かに当てはまる部分もあるかもしれない」との見解を提示。前職で、約10年間ディレクターを務めていたO氏は、その見解を背景に、各種媒体のチェックを欠かしたことはないと自負しています。
■「95%」のチェック媒体(当社プロモーター)
・全国紙
・ブロック紙・日経MJ など
・テレビ欄
・各種雑誌
などなど。余談ですが、ホリエモンさん(堀江貴文さん)は、番組内容の「文章要約サービス」で、気になる番組を、把握していると言っていたのを覚えています。1時間の情報番組を動画で見るのは、仮に労働時間を1日8時間とすると、8分の1を要することになり、 大幅に時間が取られてしまいます。
そのため、まずは文章で番組情報を「ザッ」と把握してから、動画で見たほうが、時間的観点からとすると効率的だといえます。(だから、テレビ欄を見ることは良いかも)話を戻しますと、O氏は、「この95%の情報源と、PRを依頼された商品・サービスを絡めた企画ができないかを考える」「企画が立てられれば露出できる、はず」と述べています。
補足しますと、「95%」の情報源の中から、番組で紹介するネタが採用されると仮定した場合、PRの依頼を受けた商品・サービスを、何かしらの形でそのネタと絡ませることができれば、露出可能性が高まります。
たとえば、ラーメンのPRをしていると仮定した場合、
・紙媒体で、流行っているラーメンが掲載
・PRを担当するラーメンとの「抱き合わせ企画」を立案
・テレビ番組に売り込む
ということでしょうか。守秘義務上、当社事例を出せないため抽象論で恐縮ですが・・・。
最後に、「O氏がプロモートして露出できない商品・サービスは、テレビには取り上げられないと考えてよいのか」と、本人に聞いたところ、回答をせずに、意味深な笑みを浮かべていました。この笑みは、テレビプロモーターとして活動するO氏の
「自信の表れ」だと、筆者は取りました。
つまり、「俺がプロモートで露出できないなら、他の人がやってもムダ」ということを、この笑みから見出しました。
(実際は、わかりませんよ)
もし、テレビパブリシティーをご検討している方がいましたら、O氏にお声掛けいただければと思います。