こんにちは。
新年もあっという間に、1ヶ月が過ぎようとしていますね。今年もよろしくお願いいたします。さて、最近寄せられるPRの相談事項に「TVで取り上げられたい」という依頼が多く見られます。企業における広告宣伝費の見直しや精査、企業情報をユニークに取り上げる人気番組の影響もあって、改めてTV番組内での露出・紹介を希望するニーズが高まっているようです。
しかし、TV番組で取材を受けるには、非常に高いハードルが存在するのも事実です。
単純にリリースを送付しただけで取材に繋がることは、ほとんど皆無でしょう。
何か有効なアプローチ方法はないのでしょうか?
今回は、TV番組の取材を獲得するには、どんなリリースや資料が効果的なのか?
その資料作成ポイントを、簡潔に3点ご紹介しましょう。
多くの場合、新製品や新規オープンなどの情報をメディアに取り上げてもらう手段として、リリースを作成し送付するという手法が一般的です。もちろん間違いではありません。それが王道です。
しかし、TVメディアの取材を希望しているのであれば、それだけでは足りません。
番組の制作スタッフが「これは企画になるかも知れないぞ!」と思わせる工夫が必要です。
その工夫・ポイントを記します。
この記事の目次
TV番組スタッフにウケる資料作成のコツ
その1:ビジュアル・見た目を意識した画像重視リリースの作成。
文字情報より、大胆に画像を取り入れた「デザイン重視」のリリースを作成しましょう。TV番組は目で見て楽しむものです。そもそも、紙媒体とは異なる視点が必要です。通常の、文字量の多いリリース作成の概念を捨て、思い切りよく大胆に仕上げましょう。
その2:企画テーマ・ストーリーを考え、参考アイデアとして添える。
TV番組は、企業情報を意のままに紹介するコマーシャル媒体(広告)ではありません。放送する内容には必ず、視聴者(視聴率)を意識した制作側の「企画意図」が存在します。取り上げられたい企業の情報が、どんな企画テーマであれば成立可能となるのか!?このストーリーを客観的に考えることが、非常に大事なのです。
「いや、それはTV番組のスタッフの方が考えることでしょ?」という考えをお持ちの方。
パブリシティでの紹介を希望するなら、その考えは改めましょう。番組の制作スタッフは、時間に追われる中で常に新しい企画を考え取材する、大変厳しい業務をこなしています。その一助になるような「アイデア」は基本的にウェルカムです。番組制作者の視点に立った客観的な企画アイデアを考え、添えてみましょう。
ちなみに、A4用紙1枚がポイントです。
その3:周辺情報をリサーチして、参考資料とする。
「その2」で想定したストーリーや企画テーマを具現化するにあたり、多くの場合、一企業の情報だけでは成立しません。つまり、「周辺情報」が必要になります。その周辺情報をリサーチし、簡易に分かり易く資料にまとめ、参考付帯情報として添えましょう。
まとめ:これでOKです。
あとは対象番組をよく見て、該当するコーナーを見定め、担当者宛てに届けましょう。一般的なリリースをそのままTV番組宛てに送るより、格段に戦略的なPR行動がとれています。高いハードルを突破する可能性が、見えてきます。正直申し上げますと、これらを実行するには多少、手間も時間がかかります。
しかし、その手間をかけた資料とリサーチの結果が、番組制作スタッフの琴線に触れたとき、念願のTV番組取材へと繋がるのです。TV番組のパブリシティ露出では、時に計り知れない爆発力や影響力が期待できます。是非、工夫を凝らしたアプローチにチャレンジしてみてください。
最後に、TVパブリシティを実現したいが、日常業務が忙しく余裕がないという方。
どうぞ我々にお声掛け下さいませ。
共に汗を流し、劇的な効果を共有させていただきたく思います。
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