【元・書籍編集者が教える】本が売れない時代に本を売る!? 効果的な書籍PR

こんにちは! 旅するPRコンサルタント・エイミーです。
元々もの書きになりたくて、業界見学のつもりで出版社に勤務したのですが、出版不況の原因を業界内部に感じてPR方法を学びたいとこの業界に飛び込んできたのは、前回のコラムでも少し触れた通り。

【業界コラム】斜陽産業と言われる出版業界は宝の宝庫!?

2017.06.05

そんな元・編集者が、効果的な書籍PR方法をお伝えします!出版社勤務の方はもちろん、企業広報の方で、「うちの社長が今度本を出すことになって…」という方もぜひご覧ください。

本が売れない時代に本を売る!?効果的な書籍PR

【基本編】書評コーナー・著者インタビューコーナーへの献本

最もベーシックなのがこれですね。献本です。とはいえ闇雲に送っても、開封すらしてもらえないことが多々あります。そこでまずは、露出を作りたい書評コーナーの担当者を特定しましょう。
これは教えてもらえる場合とそうでない場合があります。媒体社に連絡して、教えてもらえたらその人に送りましょう。
送る際も、封を開けてもらいやすい工夫をするといいです。弊社の場合、透明のビニール封筒に、書籍とリリースを入れて献本します。中身が見えると、開封率が上がります。

【中級編】書籍を元にした企画の提案

「基本編」で書評や著者インタビューを提案しておいてなんですが、書評コーナーの影響力は落ちてきているし、枠も減ってきています。みなさま自身、新聞や雑誌の書評を見て、それが理由で書籍の購買につながることは少ないのではないでしょうか?

そこでおススメなのが、書籍の内容を元にした企画の提案です。わかりにくいと思うので実例を出しますと、「人の顔を見れば性格がわかる」という内容の書籍をPRしたことがあります。
その際に、ある人気の女性誌に対して、「顔を見るだけで人の性格を見抜く専門家がいるので、“合コンでムダ打ちしない顔相術”という特集をしたら読者が喜びそうじゃないですか?」という相談をさせていただきました。

結果、編集会議で話題になって、5ページの特集になり、著者と書籍も紹介されました。書評と違って特集は情報を求めて読者が熟読しますし、もっと知りたいと思う人は書籍を買ってくれます。また、出版社・著者側も、雑誌で特集されたことを販促活動に利用できます。

【上級編】対談イベントやセミナーの企画

こちらは、書籍がある程度売れていたり、著者が著名でないと難しいところもあるのですが、書籍出版記念として対談イベントやセミナーを企画するというものです。

その際に、単に参加者に本を知ってもらって満足するのではなく、メディアの取材を入れることが重要です。よく開催される出版記念パーティもいいのですが、あちらは個人的な知り合いに知っていただくための会で、対談イベントやセミナーとは全く意味合いが違います。

最近の事例ですと、ある業界の第一人者の書籍をPRさせていただきましたが、その方の出版記念セミナーが開催されることを業界メディアの方にお伝えし、取材に来ていただきました。
メディアの方としては、「書籍の出版」というよりも「セミナーの内容」に関心があって取材に来てくださるわけですが、必然的に「書籍の出版記念」というところには触れるわけで、書籍の認知向上につながります。

いかがでしたか?

書籍の売れ行きは落ちていますが、書籍が私たちに与えてくれる知識や感動は素晴らしいものがあります。業界は変わりましたが、私はこれからも、良い本の認知拡大に努めていきたいです。
弊社は書籍の企画プロデュースから書籍PRまで広く行っていますので、なにかお役に立てることがありましたらぜひご連絡くださいませ。

【ニックネーム】 エイミー
【これまで担当した業界】 医療・IT・建設・出版・コンサルティング業界、他多数
【趣味】 国内外問わず、旅。将来の夢は「稼げる旅人」!
【プチ自慢】 クライアント愛は、たぶん誰にも負けません。
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