売れる芸能人とPR戦略の共通点とは?

こんにちは。いよいよ12月に入り、今年はどんな年だったのか、振り返っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。今年の大ヒットといえば、私はディズニー映画や妖怪のゲーム・アニメなどを思い起こします。そしてテレビや雑誌などでは世相を表すアイコンとして、しばしば今年になって知名度が上がった芸能人の名前が挙がることも多いです。

しかし、今年のみの活躍でしぼんでいってしまう方もいれば、人気が定着し次年以降も活躍を続ける方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、「売れ続ける芸能人とPR戦略の共通点」についてお話しいたします。

売れる芸能人とPR戦略の共通点とは?

私は前職が芸能事務所のマネージャー、その前は自分が芸能事務所に所属していた役者の卵でした。そんな私はこれまで一流芸能人から売れない役者まで、多くの方とお会いし話をしてきました。流行り廃りが世の常の芸能界で生き残る方たちに共通するものは何だと思いますか?

ズバリ!それは「視聴者の本音をキャッチするアンテナの高さ」にあります。見られることが商売の彼らは、自分をどういうふうに見せれば視聴者はどういった反応を起こすのかを常に想定し、キャラクターを作り上げたり、出演する作品を選んだりしています。(もちろんマネジメントする側の意向もありますが。)

つまり、世間とのズレを起こさない為に視聴者の需要を見極め、それに当てはまる自分を作り上げているといえます。これはPR戦略においても同じことが言えます。多くの人の手に取ってもらえる商品やサービスにするために、まずは消費者が何に関心を持っているのかを理解することが先決です。

その方法としては

1、商品やサービスにどういったPRポイントがあるのか多角的に考えます。
2、テレビや雑誌、SNSを分析し社会トレンドを収集します。
3、1と2で重なりあう部分で、社会で話題化しやすいPRポイントを定めます。
4、そこに専門家のオピニオンやインフルエンサーの証言があれば、説得力が増します。

ご参考までに弊社でPRのお手伝いをしている、とある製造会社の事例をご紹介いたします。その会社のPR戦略を立てるにあたって、ヒアリングをするうちに商品の性能が優れているというのは勿論のこと、ワーキングマザーでも働きやすい職場を作っていらっしゃることを知りました。そして女性に対する職場でのハラスメントが報道で取り上げられ、社会問題になりつつあった時に、その会社の社内イベントに記者を招待し、いかに女性に優しい職場であるかという記事を書いていただきました。

その記事は社会問題と相まって、たちまちYahoo!ニュースのトップを飾るまでになりました。それからはその会社に関する記事が大量露出し、問合せも殺到。公的機関から女性の活用について意見交換をしたいといったところまで膨らんでおります。いつどんな事がトレンドや社会現象になるかを予測することは難しいです。ですが、商品やサービスを多角的に見て、より多くのPRポイントを用意することで、タイミングよく世の中へ出していくことが可能になります。

その為にも日頃からアンテナを高く張り、常に世の中の動きを観察する必要があります。弊社でも、日頃よりネットやテレビ、雑誌から情報収集を行い、どのPRポイントだったら切込めるのかを見極めた上でメディアへのアプローチをおこなっています。華やかな世界で華やかに仕事をしていると思われがちな芸能人の方たちも、世の中の動向に合わせた自己PRポイントを常に探しています。

皆さまも、関係ないと思われる情報であっても、じっくりと観察してみてはいかがでしょうか。新しい情報に敏感でいると、今まで発信してきた切り口とはまた違うPRポイントが見えてくるかもしれません。

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