パーソナルブランディングの効果
「パーソナルブランディング」を実施していくと、どういう「効果」や「成果」があるのかという質問を受けることがあります。
シンプルにお伝えすると、「パーソナルブランディング」による「効果」には、メディア露出増(そして書籍出版の実現)、認知度のアップ、信頼度のアップ、問合せが増える、よい顧客や人脈に恵まれる、などのステップアップを踏まえて、収入の安定やアップが見込める可能性が増える、といった点が想定されうるかと思います。
パーソナルブランディングの効果を最大限発揮するために根本的に必要な考えとは
そもそも何が「パーソナルブランディングの目的」かということになります。
上記に書きましたように、直接的には
「メディアに露出したい」
「書籍を出版したい」
「売上を伸ばしたい」
という成果期待があるかと思います。
しかし、実際にはその先にある「メディアに露出して、どうなりたいのか」が重要です。
単に有名になりたいだけであれば、芸能事務所に所属した方がよいかもしれませんし、戦略なくTVなどに露出してしまうと意図しない出方になってしまい、イメージを棄損する場合もありえます。
「書籍を出版して、その後何をしたいのか」
自費出版での出版は簡単ですが、効果が実感できることは少ないかと思います。
フリーランスであれば、商業出版がベストでしょうし、資金に余裕のある法人であればサービス内容をしっかり入れ込めるカスタム出版を大手出版社実現することのメリットもありえます。
「売上を伸ばして、その後、自身や事業をどうしたいのか」
その後のビジョンの方が、非常に大切ではないかと思うことがよくあるため、そのあたりもよくヒアリングさせていただいています。
具体的に言うと、フリーランスであれ一定規模の法人であれ、ビジネスとして到達したい目標点を、パーソナルブランディングを始める前に改めてトライしたい、年収、年商、法人規模の拡大などを再度確認設定しておくことが大事だと思います。
パーソナルブランディングにおけるゴール設定のコツ
パーソナルブランディングといっても、単に露出したり、出版して有名になれば、すべてがうまく回っていくという安易なものではないことが、少しおわかり頂ければ幸いです。
パーソナルブランディングは、マーケティング活動の重要ではありますが、「一部」という面もあるため、平行してWEBサイト、ブログ、SNS、最低限の広告、プロフィール作成、サービス資料(パンフ作成)、PHOTO撮影など準備しなければならないこともたくさんあります。
それらの準備をよくするためのチェックポイントのコツとして、パーソナルブランディングのゴール設定のコツに、目指す人物やロールモデルの人物を設定することをおすすめします。
すでにキャリアのある方であれば、ポジションニング上のライバルでもよいでしょうし、まだまだこれからという方では、まずは目標の人物を設定し、その人物を徹底的に研究(その人物のすべての仕事、著作、記事などをチェック)することです。本当にそのクラスの人間を目指すのであれば、いつかはそれらの工程を通過体験することになるわけですから。
つねに3年後・5年後のロードマップを描きながら、自分のできることから少しずつ実力や幅を広げていくことが必要となることはいうまでもありません。
まとめ
「パーソナルブランディング」による「効果」とは、「メディア露出増(そして書籍出版の実現)＞認知度のアップ＞信頼度のアップ＞問合せが増える＞よい顧客や人脈に恵まれる＞以上を踏まえて、収入の安定やアップが見込める可能性が増えうる」について紹介しました。
パーソナルブランデイングの成果をしっかりと見るためには、自分の3年後・5年後の具体的に「あの人のようなの仕事がしたい」「こうすればできるはずだ」というプロセスとゴールイメージをいかに具体的に設定できるかが重要なのです。
