「ハンバーガー」「ビックマック」などはもちろん、冬に販売される「グラコロ」や9月から10月にかけて販売される「月見バーガー」など、定番メニューから限定メニューまでそれぞれファンを獲得し、新メニューの開発にも力を入れているマクドナルド。
今回はそんなマクドナルドの広報術をテレビCM ・SNS・プレスリリースの3点に分けて分析を行いました。
テレビCM
マクドナルドのCMは主に、季節の限定メニューや昼マック、ハッピーセットがテーマとして放送されています。
過去には木村拓哉さんや堺雅人さん、妻夫木聡さんの起用で話題になりましたが、最近では国内アーティストのNumber_i、乃木坂46などに加え、韓国アーティストのRIZEを起用することで、「推し活」文化を利用した、若年層への積極的アプローチも見られます。
また商品テーマに合ったドラマ性のある内容も、見る人の購買欲を高める一因と言えます。
SNSによる広報活動
SNSでは主に、X・Instagram・YouTubeなどのプラットフォームを活用し、消費者との双方向のコミュニケーションを積極的に展開しています。
Xでは、新商品の情報発信やキャンペーンの告知はもちろん、最近では今後放送されるテレビCMの事前告知が目立っています。上記で述べたような人気アーティストの起用した際には、そのアーティストのファンに分かるような文章や画像を投稿をすることで、ファンの間で話題になり、CMへの注目度を高めています。
Instagramでは、ハッピーセットや子育てを応援する情報を中心に発信していて、Xとの差別化を図っています。テレビCMや他のSNSとは違うターゲットである、親世代に向けた発信を特化して行う事で、Instagramでしか見れない情報を受け取ることができます。
YouTubeでは、放送されているテレビCMと共に、企業としての取り組みや、ハッピーセットの遊び方動画を展開しています。特に企業の取り組みを視覚で正しく説明することで消費者への信頼度に繋げています。
ニュースリリースによる広報活動
ニュースリリースでは、今後発売されるメニューの詳細を画像と共に配信するのに加えて、働くクルーの環境づくりの取り組みや、行っている募金活動の詳細を配信しています。
月5本から多い時には10本以上の配信を行っていて、情報発信力の高さも感じられます。
まとめ
マクドナルドの広報活動は、利用する媒体に応じて、コンテンツの配信をこだわって行っていると思います。
なかでもXでの配信には特に力を入れていて、テレビCMへの導線に加えて、ハッシュタグを利用したキャンペーンも数多く行われています。このキャンペーンもファンの多さもあり、頻繁にハッシュタグがトレンド入りしているところも見受けられます。
マクドナルドのCMは誰しも一つ、思い浮かぶものがあるほど、見た人の記憶に残るものが多いですが、最近ではSNSも相まって発信力がさらに高くなっているのかもしれません。
【ニックネーム】青いライオン
【これまで担当した業界】出版、士業
【趣味】サッカー観戦(代表戦、プレミアリーグ)、サウナ、お笑い
【プチ自慢】わんこそば102杯食べたことあります
多くご相談いただく内容とその解決方法をホワイトペーパーにまとめました。
PR切り口の考え方|メディアリレーション方法|広報KPIの考え方【無料ホワイトペーパー】
当社では新たなメンバーを募集しています!
PRコンサルタントとして活躍したい方はぜひご応募ください。
採用情報|PRの力で「社会問題」を解決する