テレビPRを成功させる秘訣とは

皆さま、こんにちは。
弊社のある六本木ではクリスマスイルミネーションが
綺麗に輝いています。
この時期は今年の出来事を振り返ったり、
新年度の目標を考えたりするいい時期ですね。
今年は昨年に続き、テレビ出演のご依頼もいただきました。
TBSで放送された「シンデレラ画報」という番組です。
今田耕司さん柳原可奈子さんの司会のもとで
コメンテーターとして、今流行りの情報を提供させていただきました。
次はテレビ東京の「7スタBratch!」
こちらの番組ではBratch隊の方々と一緒に地域情報をお伝えしました。
私だけでなく、飼い犬も一緒に出演させていただきペット情報も提供しました。
また広報ウーマンネットと共同で広報に関わる方々の為に
「広報の寺子屋」を企画・運営しました!
http://press-college.com/
こちらでは各方面で活躍されている方に講師としてお越しいただき
実践的に役立つ話をしていただきました。
広報担当者の悩みをお聞きする中で、自分の直面する悩みを共有させていただいたり
一緒に考えさせていただきました。
そこで一番多く出た質問が「テレビPRを成功させるにはどうしたらいいですか?」
「テレビに多く取り上げてくれるプレスリリースの書き方を教えてください」
「うちのように小さい会社では無理ですよね・・・」
いやいやそんなことはないんですよ。
テレビに取り上げていただくにはどんな方法があるのか、お伝えしたいと思います。


さて、テレビに取り上げてもらうためにはどうしたら良いのでしょうか。
まず、知っていただきたいのは、テレビに売り込むのは決して難しくないということです。
テレビの制作に携わる方々はいつも番組で紹介する情報を探しています。
でもどんな情報でもいいわけではありませんし、ただ情報を知らせればいいわけでもありません。
取り上げてもらうにはテレビが好むPR企画を作り、売り込む必要があります。
まず、プレスリリースを送ること、そしてイベントやキャンペーンなどを企画して
取材のネタになるものを提供します。
テレビは老若男女が日常的に見るメディアであり、リモコン一つでチャンネルを
変えられてしまうので、番組の制作者は視聴者を惹きつけようといつも試行錯誤しています。
テレビには視聴者の気持ちをとらえるためのビジュアルと音声が必要なのです。
中でも子供からお年寄りまで万人に共通の「本能と五感」を刺激するものが
効果的と言われています。
テレビは感動ストーリーや人間ドラマ、不幸な話や裏話など
誰もが興味を持って思わず引き込まれてしまうストーリーが大好きなのです。
そしてその企画がビジュアル化できるかも考えます。
それで成功した事例をご紹介しましょう。
以前、私が担当した雑貨屋が秋田の料亭とコラボレーションして
秋田県にカフェをオープンすることになりました。
まず現地での記者会見とオープンイベントを企画しました。ビジュアルに拘り
店内の商品撮影や働いている従業員の衣装、撮影用の料理の用意など・・・。
するとそこには想像をはるかに超える多くのマスコミが押し寄せたのです。
秋田の記者の方々からは「秋田県でこんなに本格的な記者会見が開かれたのは初めて」
というご感想もいただきました。特に地方ではイベントが少ないため仕掛け一つで多くの
メディアに取り上げていただくことができると思います。
その結果、秋田朝日放送の『スーパーJチャンネルあきた』ではカフェだけでなく
社長のインタビューも放送してくださり、秋田放送、秋田テレビでもカフェを紹介していただきました。
その他新聞、秋田魁新報、毎日新聞秋田版などはカラー写真入りの大きな記事を掲載していただいたり
雑誌にも大きく取り上げていただきその外観は表紙にも起用されました。
最近の事例でいうと東京都の文化発信プロジェクトのフェスティバル/トーキョーという
演劇・舞台芸術の祭典が今年の10月30日~11月28日まで東京芸術劇場を中心に行われました。
そのイベントの一つとしてステーションとなるカフェが池袋・東京芸術劇場前に開店しました。
美術作家・やなぎみわがプロデュースしたその名は、「カフェ・ロッテンマイヤー」。
公募で募集した年齢も様々な女性の方々に特殊メイクを施し「おばあちゃんメイド」として
給仕と料理パフォーマンスでお客様をおもてなしする、という企画です。
特にテレビでは30代位の普通の女性が特殊メイクによって
どんどんおばあさんになっていく絵が取り上げられました。
ノーメイクからおばあさんへ、変化する様子は想像しても面白いですよね。
こちらはTBS「王様のブランチ」をはじめ、日本テレビの「スッキリ」などのテレビをはじめ
新聞、雑誌、フリーペーパーと各メディアに大きく取り上げられました。
実際、これをきっかけとして、舞台芸術に興味のなかった方々もこのカフェのある場所へ
足を運ばれることになり結果的にも多くの方々に舞台芸術を観劇いただき大成功を収めました。
この事例でもわかるようにテレビが飛びつくPR企画を立てることが
露出に繋がると言えますね。
基本的な考え方をまとめますと
1、見えないものをビジュアル化する(テレビはビジュアルを大事にします)
2、わかりやすいストーリーを考える(今、どうしてこれが必要か?その背景など。
今回の事例でいうと国民的アイドルAKBを生み出した秋葉原で知られるメイドカフェのキャッチーさを池袋で実現する等)
3、誰もが共感できるテーマをつくる(老若男女に関係なく、万人が思わず納得するテーマを作ると言い換えることもできます。)

是非、PR企画を作る際にこれを念頭に置いて実践してみてください。
皆様の成功を祈っています。
もし、困ったらどうぞ弊社にご相談ください。
いつでもお待ちしております。
今年一年お世話になった皆様に心より感謝申し上げ、
今年最後の挨拶に代えさせていただきます。
ありがとうございました!
来年も素晴らしい一年になりますように・・・。

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