我が社のヒット商品「MANARA ホットクレンジングゲル」がヒットに至るまで

MANARAホットクレンジングゲル

化粧をする方であれば「ホットクレンジングゲル」を知っている方も多いのではないだろうか。
その名の通り、化粧を落とすクレンジングなのだが、肌にのせるとじんわり温かくなり化粧や毛穴の汚れを落としやすくしてくれる商品だ。

昔はすっぴんのほうがきれいだったのに最近は化粧なしには外を歩けない…そんな私が注目したのが、MANARAのホットクレンジングだ。今では多くのメーカーからホットクレンジングゲルが発売されているが、このホットクレンジングゲルのパイオニア的存在なのがMANARAなのだ。

ホットクレンジングゲルのサイズ感

サイズ感はこんな感じ。たぶん私は平均的な女性の手の大きさ。

顔にのせると柑橘系のいい匂い~。一日の疲れが癒される気がする。
顔にのせるとじんわり温かく、気持ちいい~いつまでもクルクル洗っていられる。笑
個人的には湯船につかりながらクルクルすると、さらに温感がアップし好きかもしれない。

BBリキットバー

実際に顔の化粧を落とすところを公開するのははばかられるので、手にMANARAのBBリキットバーを塗り、ホットクレンジングゲルで落としているところ。

硬めのテクスチャーも肌に密着する感じがしていいかんじだ。
さぁ、私の厚化粧をきれいさっぱり落として!!

やさしくやさしく洗い流す

やさしくやさしく洗い流す~やっぱり顔は見せられない。笑

クレンジングはものによってはつっぱってしまうけど、ホットクレンジングゲルはしっとり。ダブル洗顔も不要…というか、しないほうがいいということで、ゆっくりスキンケアする時間ない私にとっては色々ありがたい。

私は、化粧品マニアでも美容マニアでもないが、ホットクレンジングゲルについては他社製品のものもいろいろ試したことがある。温かくなって化粧を落とせるというのはどれも共通なのだが、温感やテクチャー、洗いあがりの肌の感じはやっぱりそれぞれ違う。

MANARAの製品開発のコンセプトを知り、実際に商品を使ってみると、確かに売れそうな商品だと思った。
けど、決してプチプラではないし、通販がメインだったのに、なぜ累計販売本数が1,200万本を突破するほどヒットしたのか?

どんなヒット商品やサービスも、そのヒットに至るまでの道のり、誰も知らないストーリーがある。

ヒットに至るまでの販売戦略や営業戦略、そして我々PRパーソンが最も気になる広報戦略。
その道のりは決して簡単な道ではない。

どのような販売戦略や営業戦略、そして広報戦略を行ってきたのか──。

『まだ世の中にない自分たちが心からほしいと思うもの』を商品化し、世の中に送り出すことをモットーとする、株式会社ランクアップ「マナラ化粧品」のヒット商品、MANARA(マナラ)ホットクレンジングゲルについて、広報の小林みか(こばやしみか)さんにその戦略についてお話を伺った。

ホットクレンジングゲルがヒットに至るまでの道のり

MANARA(マナラ)化粧品の広報、小林みかさん。MANARAのヒット商品であるホットクレンジングゲルがヒットに至るまでの道のりを語っていただいた。

MANARA(マナラ)化粧品の広報、小林みかさん。
MANARAのヒット商品であるホットクレンジングゲルがヒットに至るまでの道のりを語っていただいた。

─ホットクレンジングゲルがどれくらいヒットしたのか、そのヒットに至るまでの道のりを教えてください。

ホットクレンジングゲルは、累計販売本数1,200万本を突破(2019年4月時点)し、年間50億円以上売れています(2019年実績)。
つまり、15秒に1本売れる(2016年実績)まさにヒット商品です。

2006年の発売当時は、“ホットクレンジング”という温感効果のあるメイク落としはほとんどありませんでした。
当社社長の岩崎が広告代理店時代の連日の深夜帰宅でボロボロになった肌をどうにかしたい、石油系界面活性剤などを使わない無添加かつ肌によいクレンジングを作りたいという想いから生まれた製品です。

しかし、そんな前代未聞の商品を一緒に作ろうと思ってくれる製造会社は全国飛び回って探してもほとんどありませんでした。岩崎の想いに共感してくれる会社が見つかってからも7つの無添加というハードルは非常に高く商品化するまで何度も試作を繰り返しました。

納得のいく商品が作れてからは、長年培ってきた広告のノウハウを生かし広告を制作・出稿したことで順調に売り上げを伸ばすことができました。

同じ悩みを抱えた女性が多く、岩崎の想いに共感してくださったのだと思います。

当社のホットクレンジングゲルが売り上げを伸ばしていくと、他の化粧品メーカーも追随するように“ホットクレンジング”を発売しはじめ、今では“ホットクレンジング”という新たな市場が確立されています。

ホットクレンジングゲルの販売戦略や営業戦略

─販売戦略や営業戦略はどのようにされたのでしょうか。

創業当初から通販での販売がメインでしたが、2015年4月より日本全国のバラエティショップ約200店舗にて販売を開始しました。また2015年12月28日付けで台湾に現地法人を設立し、現地での通販も開始しています(販売開始は同年5月から)。

さらに、2019年6月28日(金)に初の直営店、「MANARA Tokyo(マナラ トーキョー)」を東急プラザ銀座地下1階にオープンしました。直に商品を手に取っていただける機会を増やすとともに、リアル店舗出店により、認知をさらに広げる狙いがあります。

ホットクレンジングゲルの広報戦略

─広報戦略はどのようにされたのでしょうか。

当社の場合、商品広報と企業広報を分けて考えています。

商品広報は、ターゲット層にリーチするため、雑誌等のメディアへのパブリシティ活動とインフルエンサーを活用したPR、SNSを活用したPR、顧客向けイベント等を展開しています。

企業広報はマナラへの安心感・信頼感を持ってもらうことを目的に、全国紙や経済・ビジネス系の雑誌やWebメディア、経済・情報番組に対し企業情報を発信しています。

これまでに「女性活躍推進」や「脱・長時間労働」などのテーマで多くのメディアに露出し、お客様はもちろん取引先や社員の家族への信頼性や認知向上にもつながったと感じています。

今回の我が社のヒット商品、MANARA(マナラ)ホットクレンジングゲルについて

MANARA ホットクレンジングゲル
美容液成分を91.3%配合した美容液クレンシングで、今では新たな市場として確立されていますが、ホットクレンジングの先駆的存在の商品です。当社は「7つの無添加※」にこだわった商品づくりをしているため、クレンシングであっても肌にやさしくしっかりうるおいます。

さらに、肌にのせるとじんわりと温かくなる、温感ゲルが毛穴を開きながらロールアップ効果を発揮し毛穴汚れを絡め取ることで、毛穴の黒ずみを除去してくれることが人気を得た理由のひとつです。

※着色料、合成香料、鉱物油、石油系界面活性剤、エタノール、パラベン、紫外線吸収剤の不使用

■発売/開始日:2006年4月
■商品やサービスの売上:114.6億円(2019年9月期)
■商品やサービスについて関連URL:
https://www.manara.jp/display/product/CG004010.html

我が社のヒット商品「ホットクレンジングゲル」広報担当者プロフィール

マナラ化粧品の広報、小林みかさん。

■株式会社ランクアップ広報 小林 みか(こばやし・みか)さん

小林みかさんの今後の目標
ホットクレンジングゲルのようなロングセラー商品をマナラから多く開発し、自社の理念であるたった一人の悩みを解決することで世界中の人たちの幸せに貢献できる商品やサービスを世に広めたいです。

■株式会社ランクアップ (https://rankuphd.jp/

「たった一人の悩みを解決することで、世界中の人たちの幸せに貢献する」を理念とした企業です。そのため、製品づくりにおいても、売れるもの・流行っているものではなく、『まだ世の中にない自分たちが心からほしいと思うもの』を商品化し、世の中に送り出すことをモットーとしています。ホットクレンジングゲルだけではなく、98.8%美容液成分でできている新発想の朝用洗顔料「モイストウォッシュゲル」や30秒でシミ・くすみをキレイにカバーする「BBリキッドバー」など、数々のヒット商品を誕生させています。

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MANARAホットクレンジングゲル