P&GとLEGOのオープンイノベーションの成功事例から PR会社を利用するメリットを考える

「オープンイノベーション」という言葉をご存知でしょうか。
オープンイノベーションとは、「企業内部と外部のアイデアを組み合わせることで、革新的で新しい価値を創り出す」ことです。

つまり、社内で開発した技術や知的財産をどんどん社外に開放しよう!
そして社内の人間だけでなく社外からアイデアを募って、新しいプロジェクトを生み出していこう!という考え方です。

しかし日本ではまだ、権利や特許を囲い込むことで儲けようとしたり、発表前のプロダクトの機密保持が絶対だったり、グループ会社での受発注が一般的だったり…というクローズドなビジネスモデルが根付いているため、オープンイノベーションの成功事例が少ないのが現状です。

事実、つい先日の某ビジネス誌の記者との打ち合わせの中でも、「オープンイノベーションを積極的に行う中小企業は常に取材先として探している」という話が出ました。

ここで、オープンイノベーションに成功している有名企業2社の事例を紹介します。

オープンイノベーションに成功している企業2社

①P&G

P&Gは、「コネクト・アンド・デベロップメント(つなげる+開発する)」を打ち出しており、早くからオープンイノベーションに取り組んできた企業として有名です。

実際にオープンイノベーションによって多くの製品やサービスを生み出しています。

◻︎P&Gのオープンイノベーションの考え方
http://jp.pg.com/innovations/open_innov.jsp

◻︎P&Gのオープンイノベーション事例集
http://jp.pg.com/innovations/index.jsp

②LEGO

LEGO社もオープンイノベーションを通じて新たなビジネスモデルを作り出した企業として有名です。

社外からアイディアを募集するサイト、「LEGO アイデア サイト」を開設し、新規サービスのきっかけ作りに繋げています。

◻︎LEGO Ideas site
https://ideas.lego.com

上記企業の事例をお読み頂くとお分かりの通り、オープンイノベーションのメリットは、「自社の課題を解決し、これまでにない価値を生み出してくれること」にあります。

さて本題です。

皆様の企業の広報・販促・企画メンバーは、自社の人間だけで行っていますか?

自社の活動内容を発信したり、自社のPR切り口を考えているのは社内の人間だけですか?

だとしたら、それは大変もったいないのかもしれないということが、オープンイノベーションの事例から感じられるかもしれません。

では、どうしたら良いのでしょうか。

P&G社のようにコラボ企業と新規プロジェクトを立ち上げましょうか?
LEGO社のように一般人からアイデアを募集をしましょうか?

大手企業でしたらノッてくれる企業や一般人も比較的すぐに集まり、実現可能かもしれません。

しかし大抵の中小企業ではそう簡単には出来ないでしょう。
ここで、PR会社を利用することを、ひとつ考えてみてはいかがでしょうか。

PR会社を利用するメリット、それは「あなたの会社の課題を解決し、これまでにない価値を生み出してくれるプロを、社外から取り入れることができる」ことにあります。

つまり、あなたの会社にノッてくれる企業や一般人の代わりに、PRコンサルタントが全力であなたの会社にアイデアを提供し、あなたの会社の価値を生み出します、というわけです。

PRコンサルタントは常日頃から多くのメディアの声を吸い上げており、世の中のニュースやトレンドをいち早く掴んでいるので、新しいPR切り口やぶっ飛んだ(思いがけない魅力的な)アイデアを誰よりもご提案できるのです。

また、多くの企業とやりとりがあるため、時には企業間のコラボレーションやマッチングのご提案をさせていただくこともございます。

もう春はそこまでですね。
オープンハートで新しい季節を迎えましょう!