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コロナ時代のメディアアプローチに。媒体分析と情報提供のコツを伝授

もうすぐGWですね。もしかしたらこの春から新しく広報になった方もいらっしゃるかもしれません。また、特に新聞記者などはこの4月は異動時期というタイミングでもあります。

新型コロナウイルス感染症の流行から約1年が経ちましたが、メディアリレーションの方法は一変したように思います。
実際に記者にアプローチしたことがない方、今まであったリレーションがこの4月で途絶えてしまい、どうやって記者へアプローチしたらいいのか分からない方に向けて、withコロナ時代のメディアアプローチのコツをお伝えします。

アプローチ前:不変の鉄則!媒体分析のコツ

媒体分析
このアプローチ前の媒体分析はいつの時代も変わりません。情報提供したいネタのキーワードをいくつか挙げて、それをもとにアプローチしたいメディアをリサーチします。

<チェックリスト>

・どのメディアへアプローチするか?
→自社のステークホルダー(消費者・顧客・取引先・株主・投資家・従業員)に合ったメディアか?
→読者層の関心がありそうな話題か?
・メディアの発行部数・PV、UU数・転載先は?
・どのような露出イメージか?

<新聞:記名記事を探すべし>

記名記事を探しましょう。記名記事とは、実際にその記事を書いている記者の名前が書いてある記事のことです。記名記事を見れば大体その記者の興味関心のある分野が分かります。
ただ注意点として挙げられるのは、「1記事を読んで満足しないこと」です。
1記事だけ読んで判断してアプローチをしてみたら、たまたまその分野の記事を書いたという場合、今後その記者といい関係性を持つのはなかなか難しくなってしまいます。ぜひ過去記事も読み込んでみてください。傾向が掴めるはずです。

また、この記者にアプローチしたい!という方がいれば、定期的に記事検索をして、その記者に関する情報をストックするのも一つの手です。

<雑誌・Web:過去1年間の傾向を掴むべし>

雑誌の企画はもちろん時流に乗ったものが多くありますが、女性系メディアや生活情報系メディアだと特に季節に基づいた企画が多いと考えられます。「季節×時流」が企画では王道のパターンといえるでしょう。
まずはその「季節」を読む方法として、過去1年のバックナンバーを遡ることをお勧めします。実際に確認できない方でも、出版社の公式HPを見ると実際にバックナンバーの目次だけでも読むことができる雑誌もあります。

雑誌で注意したいのは、例えば女性誌だと3ヶ月先の号を進行していることが多いので、その時期に合わせた内容から傾向を掴みます。例えばこの雑誌では7月になると2年間連続で睡眠の企画をやっている、1月にはダイエット企画をやっている、などを確認し、メディアへ企画のヒアリングや、提案をする際に「過去の号を読んでこういうわけで情報提供がしたい」と伝えることができれば、きちんと媒体分析ができたうえで提案をしている、という印象を与えることができます。
Web媒体も同様で、提案したい企画の露出想定時期を見越して、その過去1年の時期の記事の傾向を掴むと提案がしやすくなると思います。

また、雑誌、Webともに構成を担当している方の記載がある場合があるので、新聞の記名記事同様チェックしておきましょう。

<ラジオ:パーソナリティの関心テーマを探すべし>

主にゲスト提案の話になります。これは少し上級ですが、番組のテーマに沿っているというだけでなく、パーソナリティの方との相性や関心ごとを考えながら番組のリサーチをするのがお勧めです。
なぜかというと、実際にラジオ番組でお話をするのはパーソナリティの方とゲストの方だからです。パーソナリティの興味関心の強い分野のゲストを提案し、いい放送回になれば、それが次回の出演に繋がる可能性もあります。特に番組の最初から最後まで対談のような形式の番組は、頭に留めておくといいでしょう。

アプローチの際:自分は誰で、なぜあなたに情報提供するのか?を明確に!

情報提供
特にコロナ時代のメディアアプローチにおいて、
「自分は誰なのか(どこの企業の、どういった者なのか)」
「なぜあなたにアプローチをしているのか」
を明確に、簡潔にお伝えできることが大切になってきていると感じます。

メディアアプローチの方法は大きくは変わりません。今まで通り、電話、メール、場合によってはオンラインアポ・対面アポなどで、調べた記者宛に情報提供を行うことになると思います。

ただ、記者の方とのやりとりは、今までなら直接会ったり、電話でお話しできたりしたことが、どうしてもコロナ禍では難しくなりました。新しくリレーションを築こうという方に気を付けてほしいことは、より顔の見えにくい時代になったからこそ、「顔の知らないメールや電話の主=自分」であることをきちんと理解し、最初にしっかりと身元や素性を明かすことが必要です。誰だか分からない相手からの売り込みほど、採用率の低いものはありません。
そして、媒体分析をして「なぜあなたに」そのネタを情報提供するのかを伝えること。これもコミュニケーションが取りづらい今だからこそ必要なことです。

番外編:アプローチのコツは「Twitter、facebook」を使うこと

sns
とはいっても、なかなか今まで通りの電話やメールでのアプローチはテレワーク推奨のメディアが増えていることもあり、難しくなっているのが現状です。今までの基本である、電話、メール、対面でのアプローチから、その間口は広くなってきています。

先日PRマガジンでもclubhouseの記事がありましたが、他にもTwitter、facebookを運用しているメディアの個人の方もいます。担当者の名前が分かっている際は、一度各SNSをチェックしてみて、そこからコンタクトを取ってみるというのも、一つの新時代のメディアアプローチのやり方かもしれません。ただ、コンタクトを取る際は個人のプライベートアカウントで行うよりも、企業でアカウントを作ることをお勧めします。

まとめ

まとめ
いかがでしたでしょうか。コロナ時代のメディアアプローチは、確かに今までのように記者とコンタクトを取ることが難しい場合もありますが、今まで以上に綿密にリサーチをし、丁寧にアプローチを行うことで、成果に繋がることも多々あります。そこにコロナ時代だからこそ、より強化されたSNSも駆使しながら、記者との長く続くリレーションを作っていただきたいと思います。

株式会社コミュニケーションデザイン PRコンサルタント

【ニックネーム】くじら帝国
【これまで担当した業界】美容サロン、メーカー(宝飾、調理器具)、生命保険、出版、ハウスクリーニングなど
【趣味】三度の飯より舞台観劇、全国ライブ遠征、美術館と寺社仏閣めぐり
【プチ自慢】ピカソの本名が言えること