「広報の勉強ってどうしたらいいの?」広報業務で役立った書籍3選

顔に本をのせる女性

4月になり、新しい環境で働くことになったという人も多いのではないでしょうか?
そのなかには「新しく広報・PRの仕事に就いた」「広報・PR業界に転職された」なんて方もいらっしゃるかもしれません。

私も、広報・PR業界に入ってから5年しか経ってないのですが、入ってすぐの頃は「広告」と「広報」の違いもよくわかってなく、、なんて時代もありました。
足りない知識と経験を補うには、やはり業界を理解するためにインプットが必要になってくると思います。

今回は、広報歴5年の私が広報・PRにまつわる書籍からインプットしていった中でも、特に広報業務の「実務」に役立った書籍3冊をご紹介していきたいと思います。

★ 1冊目 ★

サイバーエージェント広報の仕事術
(上村 嗣美 日本実業出版社)

サイバーエージェントが社員数30人から3000人になるまでの発展過程で、広報の現場を経験した著者だからこそ披露できる「規模に応じた広報の現場づくり」「ソーシャルメディアの活用術」「ネットワーク構築術」「取材への対応法」などが書かれた一冊になっています。

我々も広報活動をしていく中で、クライアントによって様々なフェーズがあります。
様々なフェーズでの広報業務で意識したいことが書かれているのがとても参考になりました。

★ 2冊目 ★

99.9%成功するしかけ キシリトールブームを生み出したすごいビジネスモデル
(藤田 康人 かんき出版)

キシリトールガムは日本人のほとんどが名前を知っている商品です。
そんなキシリトールガムはどのようにして普及していったのか。
どのようなマーケティング戦略があったのかが書かれている一冊になっています。

この書籍で改めて勉強になったポイントは、いかにサービスや商品を「買いたい」と思わせる戦略が立てられるかということです。どうしても広報担当してしまうと商品やサービスの「強み」にしか目がいかなくなってしまいがちです。
改めて自分が一消費者となった時どうしたら欲しいと思うか、この本を読んで考えてみてはいかがでしょうか?

★ 3冊目 ★

アイデアのつくり方
(ジェームス W.ヤング (著)  CCCメディアハウス)

アメリカの広告業界で活躍したヤング氏が書かれたこの著書は、本国アメリカでは1940年の初版以来、広告クリエーターの間で「バイブル」と称され、現在も再版を重ねています。
広報・PRに従事する中で、重要だと考えているのは「どの角度から光を当てて上げれるか」ということです。
なかでも個人的にタメになったのは、アイデアをつくり出す「5つの段階」の第3段階の孵化です。考えて考えすぎるのではなく、考えた上で少し他のことをすることが有効だと書かれています。
これを読んでくださっているあなたも、プレスリリースなど書かれてる途中などに読んでいただき何かの参考になったら嬉しいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
最近では「ひとり広報」という言葉が出てくるくらい、ひとりで広報業務を行っている方も増えているかと思います。
経営者から広報・PRの重要性が理解されてきていることはいいことなのですが、苦悩や葛藤なども多くトライアンドエラーになってしまうかもしれません。

そんなときは、ぜひ紹介しました書籍やこのPRマガジンを読んでいただき、あなたの会社の魅力を多くの方に知らせていっていただきたいです。

株式会社コミュニケーションデザイン PRコンサルタント

【ニックネーム】元埋立地在住
【これまで担当した業界】士業、経営コンサル、お酒、金融、フィットネス、恋愛、AIなど
【趣味】アメフト観戦(今年のSBもLIVE観戦予定)、ラジオを聴く、コーヒー
【プチ自慢】週末は母校で野球部のコーチしています!

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